精力剤,減退

ところが、どうでしょう。この年代の世の男性たちは……。

ここで、私の許に寄せられた相談の手紙の中から,その一部をご紹介しましょう。

 

ご本人の希望により、一部仮名を使わせていただきますが、いずれも働き盛りの男性の、深刻かつ悲痛な悩みばかりです。

 

私は仕事の関係上、大変に神経を使う毎日を送っています。

 

そのせいかどうかわからないのですが、四○の声を聞くあたりから体がやたらに疲れ、あちらの方もめっきり弱くなってしまいました。

 

妻はまだ若く三十代で、不満をもらしており、何か良い薬でもあればと思っております……。

 

(群馬県前橋市・皆川洋二さん,四五歳・会社員)1私は若い頃からセックスに自信がなくて、女房との間はどうしても疎遠になりがちです。

 

女房の希望にスムーズに応えられるようにドリンク剤なども試みてはみたのですが、それもせいぜい小1時間くらいの効きめしかなくて……。

 

何か良い解決法はないものでしょうか。

 

(札幌市・瀬川竜一さん.四九歳 技術師)11健康には自信があるんです。

 

肥満体ではあっても、特に持病があるわけでもないし、健康食品としてハチミツを常用しているのが良いのかも知れません。

 

とはいうものの、金融機関という職場の役席がら、かなり神経質になることが多くいきおいストレス解消のために縄のれんをくぐることになるわけですが、最近はなぜか水割三~四杯でダウンしてしまうので,女房ともっい疎遠になっている毎日です。

 

ゴルフに行っても疲れが残り、「年のせい」とあきらめるには自分でもまだ早い気もするのです。

 

何を試したらいいのでしょうか。

 

(鹿児島県高山町,武田延雄さん,五八歳・会社役員)111私は従業員五十人ほどの会社をやっておりますが、会社の業績がここ数年あたま打ちで、いろいろと気を使いっぱなしで身心ともに休まる時がなくイライラのしどおしです。

 

家へ帰ってきても、自分の不機嫌な態度が家庭を暗くしているようで,なんとかしなければと,気ばかりあせります:….。

 

(愛知県岡崎市・松井伸吾さん。五四歳,管理職)

 

四〇歳を越えるとともに、ストレス、運動不足による体調不調、生活のリズムの不規則などからどうしても、もう一歩精力不足という状態です。

 

同い年で、性の歓びを十分にたん能しようとする妻に、とても太刀打ちできずに困っております。

 

お恥ずかしい話ですが、ここ1番という時に、いつもダメなのです……。

 

(千葉県松戸市・佐山正造さん.四一歳・会社員)

 

もう、おわかりでしょう。

 

「身につまされる.....」とお感じになった方も多いと思います。

 

そうなのです。

 

あなたと同じ問題で悩んでいる方が実に多いという証左がここにあるのです。

 

ご主人があまりにだらしなく、あまりに元気がないために、奥さまの要求に応えられない-愛の交歓が、愛のひずみに変わってしまっているということなのです。

 

人間として生まれたからには,誰しも欲望というものがあります。

 

女性が少しでも美しくありたいと願い続けるのも、?せて身も心もスマートになりたいと思うのも,もちろん欲望の一つです。

 

しかし,性に対するそれは, "美しくありたい" "?せたい"と思う以前の問題であり、人間として、この世に生命を授けられた者として当然の、本能的欲望なのです。

 

にもかかわらず、奥さまのそうした最も自然な要求に応えられないご主人方が、世の中には多過ぎるのが現実です。

 

離婚の原因でよく耳にする言葉に「性格の不一致」というのがありますが、これはまさに「性の不一致」と見ざるを得ません。

 

「性格の11」という表現は,ただそれをオブラートで包んでお互いに世間に対しても自分に対しても傷つかずに済ませようという、なんともさみしい気持のあらわれなのでしょう。

 

前述のデータによれば、離婚の原因が「男性に非が多い」事実は明白です。

 

また、実際には離婚に踏み切れずに、ただただ不満を抱いている奥さまや、ご主人以外の頼もしい男性に救いを求めている奥さまもいるのですから、"離婚予備軍"ともいうべき主婦を対象に調査をしたら、きっとビックリするような結果が出てくるのではないかと推測されます。

 

「うちのヤツにかぎって,そんなことを考えてるわけがない」なんて、軽く考えていていい持 のでしょうか。

 

あなたの目には,甲斐甲斐しく夕飯の仕度をする奥さまのうしろ姿しか映らない旧 かも知れない。

 

しかし、奥さまは料理をしながらも「どうやって離婚話を切り出そうかしら...」なんて恐ろしい考えが、頭の中で渦巻いていないともかぎらないではありませんか。

 

あなたがもし,-習う年も年だから、多少元気がないのも仕方のないことさ」などと勝手に自己暗示にかけたり-ruのところ忙し過ぎたからバテ気味で,それで調子が出ないだけなんだ」と仕事のせいにして、自分を合理化してきたのだとしたら, 今、ここで考え直して欲しいのです。

 

この先、あなたはどんどん年をとる一方ですし、仕事面でも重要なポストに就けば就くほど神経を使い、時間的にも今より拘束されるはずです。

 

そうなれば、今よりも良い状態になることは、まず考えられないわけですから。

 

駅のホームや薬局で、ドリンク剤などを飲んでみたところで、その類は一時的、あるいは刹那的なもの。

 

解決の手助けには少しもならないのです。

 

幸いにして、あなたは本書を手にされました。

 

ここでの私の言葉の一つ一つを,あなたに自分の奥さまの切実な願望の言葉として受け止めていただきたいと思います。

 

そして,このサイトをくり読んでくだされば、良い解決法とともに,遠ざかっていた奥さまへの深く濃い愛情も回復してくることでしょう。